岩城の履歴書(20)リクルートの採用基準

無事、リクルートに入社した31歳。
 
当時のリクルートは今だったら『ブラック企業』と言われるかもしれません。朝早くから夜遅くまで当たり前に働いていました。
 
しかし、働いている本人たちは誰一人としてブラック企業だとは感じていなかったはずです。
 
「家に早く帰るよりも仕事で結果を出したい」
「いくらでも残業するし残業代なんていらない。それよりもライバルに勝ちたい」
「自分の仕事にはとにかくこだわりたい」
 
そういう志向の人だけが採用されています。
まさに僕もそういう志向です。
お金や待遇なんてどうでもいい。
福利厚生も最低限のものでいい。
休みなんて無くてもいい。
 

もちろん給与は少ないよりも多いほうがいいに決まっていますが、それよりも『自分で考えて行動できる環境かどうか』が僕にとって最も重要です。
 
 
リクルートの採用基準は『どんな状況に置かれようとも折れることなく、自分で考え、自分で価値を創れるかどうか』なのです。
 
 
採用試験を受けたときに、僕の価値観がリクルートの価値観とぴったりマッチしたのだと思います。
 
 
リクルートの大切にしているのが『創業者精神』です。
『自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ』という考えが理念として根付いています。
 
 
リクルート出身者が「異質」に感じるのはそういった理由からでしょうか。
 
 
ですから採用で最も重要なことは『価値観』です。
価値観に共感、共鳴できる人だけを採用することができれば、強い組織になっていきます。
 
 
もし超優秀な経営者候補を採用したいと考えているならば、その人に響くキーワードを打ち出し、そしてその人が活躍できる環境を用意しなければならないということになります。
 
 
僕自身も採用では過去にたくさん失敗してきました。
しかし失敗を繰り返すことで一歩づつ成功に近づいていると思います。
5年後に最高の採用ができるよう今も勉強中です。

 
 
▶︎▶︎To Be Continued

 
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株式会社ロジカルマネジメント 
代表取締役  岩城博之

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