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岩城の履歴書 (2)雑用の日々

18歳で社会人となりホームセンターへ入社。一番最初に配属されたのが全店一小さな店舗でした。


同期140名がそれぞれバラバラに配属されたので他の大きな店舗に配属された同期をすごくうらやましく感じていました。 

大きな店舗に配属された同期はすぐに担当を持たせてもらいそのやりがいを楽しそうに僕に語っていました。
 

そんな話を聞くとすごく焦りを感じました。僕が配属されたような小さい店舗は社員数も少ないため

何でもやらなければなりません。

とにかくバタバタと雑用ばかりで走り回っていました。

「岩城!納品のトラックが来たから一緒に荷降ろししてくれ!」

「岩城くん、ブロックの積み込みを手伝って。」

「岩城、オイル交換手伝ってくれ。」

「商品渡し間違えのクレームが入ってるから行ってきてくれ!」言われたことは全部やりました。

でも雑用で過ぎていく日々。一方、ライバルたちは担当を持ち、日々成長しているはず。

しかも僕は仕事を覚えるのも周りよりかなり遅い。

同じ店に配属されたライバルは頭も良く、仕事の要領も良い。 余計に焦りが募りました。
 
残業しても追いつかないので休みの日は必ず会社に行っていました。
 
当時の若者は車好きで走り屋も多く同期の男子連中や同級生が仕事後に集まってレビンやシビックで走りに行っていました。 いつも誘ってくれるのですが、仕事で納得いっていないので誘いを断り残業していました。 みんなが遊んでいるうちに少しでも追いつこうという気持ちでした。 そんな状況が続くことで日々焦りが募り成長実感が持てないままでいました。  
そんなモヤモヤと悩んだ状態が4年間も続きました。 しかしこの時期に誰よりも長時間働き、休みの日も現場力を磨き、ライバルのやっていることをマネして工夫したことは結果として全て今に生きています。
 
  
こんなことを言うと時代遅れだと言われるかもしれませんが若い方にはぜひお伝えしておきたいことがあります。 
誰よりも結果を出したければ誰よりも長時間働き、周りの誘惑を断ち切り、誰よりも本気で仕事する、それ以外ないと思います。